一般社団法人箕面市歯科医師会

12月4日、第３回学術・第２回在宅歯科合同研修会が開催されました。

箕面市歯科医師会では、地域の高齢化が進む中、安全な在宅歯科医療を提供するための研修会を開催しております。今回の研修会は、医療法人信和会明和病院 歯科口腔外科部長　末松基生先生をお招きし、「在宅歯科医療のリスクヘッジ」をテーマに、認知症の増加や全身疾患、服用中のお薬との関係など、多くのリスクを理解した上で治療にあたる重要性を学びました。

特に、訪問歯科での急な抜歯や投薬の判断など、日常診療とは異なる注意点が多く存在します。医療事故は「説明不足」や「予測を怠ること」から起こりやすいとされ、適切な情報提供と慎重な判断が求められます。

歯科医師会では、今後も研修を重ね、住み慣れたご自宅で安心して歯科医療が受けられる地域づくりを進めてまいります。